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キルギスの選挙投票所

11月25日に選挙がりました。たまたま視覚障害者のNさんをガイドしていて、彼女の投票に立ち会う機会がありましたので報告したいと思います。投票所は日本と同じく、学校の体育館であったり、公共施設の集会場だったりにあります。今回はある施設内の集会場のようなところに投票所はありました。中に入ると。部屋の真ん中に大きなアクリルの投票箱がありした。まず、受付で身分証明書を見せ、名前、住所を確認されました。投票用紙(25名分の立候補者の名前とその横にマークをつける四角の欄がある墨字のもの)と25名の立候補者の名前が書いてある点字用紙を受け取り、投票用紙に記入する仕切られたカウンター(4つ程ありました)にてNさんは自分の投票しようとしている立候補者の名前を点字用紙を指で読みながら探していました。私は横で立ってみていたのですが、Nさん大きな声で「○番を投票したいのですがどうやってやるのですか?」と係員に聞きました。係員が飛んできて「言ってはだめです。記入してもらって下さい」と私に依頼しました。Nさんは私の耳元で「○番をお願いします」。私は墨字の投票用紙の○番目の立候補者名の横の欄にマーキングして彼女に渡しました。そして部屋中央の投票箱に入れました。ここで分かったことは、点字での投票がないことです。一人で全盲の方が投票所に行った場合、係員に代筆(墨字の投票用紙へのマーキング)してもらうのでしょうか?

投票所

選挙投票所
プロフィール

matsushin3825

Author:matsushin3825
まっちのブログへようこそ!
・ニックネーム:まっち
・本名:松田信治
・居住地:青梅市
・誕生日:1949年7月25日

自己紹介
・JICAシニア海外ボランティア 平成22年3次隊
 (職種:視覚障がい者指導)
・派遣期間;2011年1月12日~2013年1月11日
・任地:キルギス共和国、ビシケク市
・配属先:視覚聴覚障がい者協会(NGO)
・家族:妻と長女、長男
・血液:O型
・職業:東芝で定年までコンピュータ関係の仕事に従事,(社福)国際視覚障害者援護協会にて3年間勤務,元JICAシニアボランティア
・所属:アキレストラッククラブ、バンバンクラブの伴走サークルに所属
・NPO法人、シニアボランティア経験を活かす 会員
・NPO法人、ホールファミリーケア協会、第37期傾聴ボランティア養成講座(25時間)修了者
・趣味:伴走、手話、傾聴

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