キルギスとの架け橋(元JICAシニア海外ボランティア)
キルギスでのボランティア活動を2013年1月11日に終了し帰国しました。帰国後は「シニアボランティア経験を活かす会」に所属し、「キヤル基金」をベースに日本ーキルギスとの「架け橋」となる活動。「モンゴルの障害児を支援する会」をベースに日本ーモンゴルの架け橋になる活動を推進していきます。
キルギスの選挙投票所
11月25日に選挙がりました。たまたま視覚障害者のNさんをガイドしていて、彼女の投票に立ち会う機会がありましたので報告したいと思います。投票所は日本と同じく、学校の体育館であったり、公共施設の集会場だったりにあります。今回はある施設内の集会場のようなところに投票所はありました。中に入ると。部屋の真ん中に大きなアクリルの投票箱がありした。まず、受付で身分証明書を見せ、名前、住所を確認されました。投票用紙(25名分の立候補者の名前とその横にマークをつける四角の欄がある墨字のもの)と25名の立候補者の名前が書いてある点字用紙を受け取り、投票用紙に記入する仕切られたカウンター(4つ程ありました)にてNさんは自分の投票しようとしている立候補者の名前を点字用紙を指で読みながら探していました。私は横で立ってみていたのですが、Nさん大きな声で「○番を投票したいのですがどうやってやるのですか?」と係員に聞きました。係員が飛んできて「言ってはだめです。記入してもらって下さい」と私に依頼しました。Nさんは私の耳元で「○番をお願いします」。私は墨字の投票用紙の○番目の立候補者名の横の欄にマーキングして彼女に渡しました。そして部屋中央の投票箱に入れました。ここで分かったことは、点字での投票がないことです。一人で全盲の方が投票所に行った場合、係員に代筆(墨字の投票用紙へのマーキング)してもらうのでしょうか?
投票所
投票所
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